春の香り

一か月ほど前の事、

年中さんのTちゃんのお母さんから、すてきなお便りをいただいたので

ご紹介します。

 

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

 

 

早朝園に到着して、車のドアを開けるなり、

「春の香りがするね～」

「Tちゃん（私）も、そう思った。冬やのにな～。いつもの、あのにおいや！」

といって、門に向かいました。

 

「いつもの、あの匂い」を探そうと、アプローチの花を全部匂っていきました。

 
パンジー、スミレではなく、
「コレコレ♥」と、
最後のじんちょうげに行き当たりました。

Tちゃんの「毎年の（いつもの）春の香り」は、沈丁花でした。

 

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

目に見えないものほど、心に残るものです。

 

Tちゃんは大きくなっても、毎年春が来て、

どこからか匂って来る沈丁花の香りをかぐたびに、

お母さんと手をつないで、毎日登園したことを

思い出すでのでしょうね。

 

沈丁花の香りをかぐたびに、

お母さんの手が、優しく温かかったことを

思い出すのでしょうね。

 

うれしいお便りでした。