一か月ほど前の事、
年中さんのTちゃんのお母さんから、すてきなお便りをいただいたので
ご紹介します。
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早朝園に到着して、車のドアを開けるなり、
「春の香りがするね~」
「Tちゃん(私)も、そう思った。冬やのにな~。いつもの、あのにおいや!」
といって、門に向かいました。
「いつもの、あの匂い」を探そうと、アプローチの花を全部匂っていきました。
パンジー、スミレではなく、
「コレコレ♥」と、
最後のじんちょうげに行き当たりました。
Tちゃんの「毎年の(いつもの)春の香り」は、沈丁花でした。
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目に見えないものほど、心に残るものです。
Tちゃんは大きくなっても、毎年春が来て、
どこからか匂って来る沈丁花の香りをかぐたびに、
お母さんと手をつないで、毎日登園したことを
思い出すでのでしょうね。
沈丁花の香りをかぐたびに、
お母さんの手が、優しく温かかったことを
思い出すのでしょうね。